畳乾燥機は熱風を使って、室内90℃のサウナで1時間乾燥させます。
吸収した水分を飛ばすため、ダニ・カビの対策になります。
畳乾燥機のメリットを4つにまとめました。ご覧ください。
畳乾燥機でできること
畳の水分を抜くことでダニ・カビ抑制
ダニ・カビの生えやすい環境を抑制するには、畳の芯材の水分や畳表の水分を低くしてあげる必要があります。湿気の多い住宅環境だと、畳はかなりの水分量を吸い上げます。その水分を90℃の熱風乾燥で1時間かけることにより、水分量の復元をします。
ダニ・カビを退治
熱風乾燥をすることにより、ダニ・カビを熱で死滅させます。
納品に伺うときは、90℃から出した後なので、外気に触れても、ポカポカ暖かい状態でお持ちする形になるので、乾燥機を使用したのかよくわかると思います。
虫の寄りづらい環境にする
水分が豊富な場所は外から虫が飛んできたり、人が運んできた場合に快適な空間になりやすいです。
水分が少なければ、虫はある場所に移動するか、もしくはカラカラに体が乾いて動けなくなります。
虫の寄りづらい環境にしましょう。
畳が吸い込んだVOC(揮発性有機化合物)吸着の機能を取り戻す
VOCの吸着機能を取り戻すということは、畳がガソリンが出す排気ガスなどを畳が吸着して浄化してくれる機能を元にもどしてくれます。使用年数がたつにつれて、徐々に機能がうすくなってきます。
それを乾燥させることで、VOC吸着の機能を取り戻すことができるようになります。
乾燥した方がよい住宅環境の例
・住宅で囲まれた立地になっている
・家の敷地や近場に池がある
・家主が水はけが悪いと普段感じる住宅
・すでにダニ・カビが生えたことがある住宅
・15年間、畳替えをやっていない住宅
・ワラ床を使用している
どれもすべてが湿気をためやすい環境のため、畳乾燥で芯材のリフレッシュをすることによって、次の畳替えまでの期間をダニ・カビの被害にあいづらい環境にできます。
また畳の表替えと一緒にやることによって、畳下の床板も空気の流通をするようになるので、湿気をためにくくして、腐りや湿気での耐久度減少を少なくして、長持ちにすることをオススメします。