畳に虫が出た時の画像と虫を比較して駆除しよう

畳に発生する虫はダニだけと思われている方もいますが、ダニは肉眼では見えないため、違う害虫を勘違いしている場合があります。 出現してしまった虫が肉眼で見えるなら、
画像と比較して、まず虫の名前の特定しましょう。
そして次にどんな対処をすればいいか教えます。
ダニの対処は別記事で掲載します。

最初にすべての虫は畳から直接わいてくるわけではありません。
空いてる窓から飛んできたり、人に付着してきたりして、家に入ってくるのもきっかけになります。
栄養や湿度、温度などの条件が整ってしまうと集まって、繁殖しやすくなるので、具体的にどうすれば、繁殖を抑えられるかの予防についても解説します。

画像と見比べて、虫を特定しよう(肉眼で見える虫)

以下の写真は畳に虫が出た時に、よく見かける代表的な虫(ダニは除く)になります。
大体の場合この写真で特定できますが、外部から飛んできたり、人やペットが連れてきてしまった虫は相当幅広くなってしまうので、割愛します。

タバコシバンムシ

畳に虫がでたと言われたときに一番多い虫です。
成虫は体長2-3mm。画像のような体が丸く小豆の殻みたいな形をしている茶色で微毛の虫です。 
また成熟した幼虫は乳白色で、体長3㎜ほどで、発見する場所は餌がある所が多いです。例えば

・植物質では穀粉、乾めん 菓子、チョコレート、ココア、ハーブ、ドライフラワー、油かすの食べこぼし
・動物質では干魚、ペットフード、昆虫の死骸などからも発生します。

発育に最低必要な温度の限界点(発育が進まなくなる温度)約15℃です。
シバンムシ(幼虫)がでると、人を刺す寄生アリであるアリガタバチがでる可能性があり、アリガタバチは毒針で刺すので、注意が必要です。
またシバンムシが畳からでた場合、次の画像のように小さい穴が畳に空きます

シバンムシの穴

チャタテムシ

成虫の体長は1.0mm。 画像のように背面が黒い赤色,頭部は赤茶色。
ギリギリ肉眼で見えるくらいの体が小ささのため、めだつ存在ではなく、ダニと間違われるのは、チャタテムシです。ダニは目で見えません。

カビの胞子を餌とし、カビの生える高温多湿時に、湿気のこもる部屋の中で大発生する。
カビの生えやすい畳や壁紙、乾燥食品等にでる原因となる事が多いです。

この虫は人を刺したり、かんだりする害はありません。
しかし、すばしっこく走り回り、 家具、押入、台所など、家のいたるところで出現している可能性がある。
食料を食い荒らすことがあり、駆除が必要なこともあります。

アリガタバチ(刺す)

体長は2mm~3mm 。
画像のように全体は赤茶色の産卵管が毒針の役目をする嫌なアリです。
羽があるタイプと羽がないタイプがいます。
日当たりのいい南向きの部屋の畳によく発生し、 タバコシバンムシの幼虫に寄生します。

6~7月頃、大発生することが多く、アリガタバチに刺された跡は1~3㎝ほど赤くはれ、痛がゆさが1週間ほど続きます。
刺された時は、抗ヒスタミン軟膏を患部に塗布してください

カツオブシムシ

成虫:体長約4.5mm 
幼虫:体長約9mm)

畳にでる虫の中で割と大き目な虫です。
成虫のときは画像のように赤褐色から黒色。幼虫の時は黄褐色から茶褐色をしています。

通常年1回の発生で、幼虫で冬を越して、3~5月にさなぎ化し、5~6月に成虫になります。
成虫になるまでの期間が300 日程かかるので、エサが豊潤でなければ、そこまで多く発見することはないでしょう。

カツオブシムシは、乾燥した食品を餌にしています。
人間に対し刺咬する事もありませんので、それほど神経質になる必要は無いです。
畳などの隙間から出てきたりしたのは、畳の隙間に食品が貯まり、それを餌にして育ったものと推定されます。

虫が出てしまった時の駆除方法

自分たちでできる駆除方法

まずはお掃除

畳の掃除

虫を繁殖させないためには、お掃除が重要です。
虫の餌となる栄養源をしっかり掃除すれば、繁殖しづらくなります。畳を1枚1枚をじっくりと時間をかけて掃除しましょう。

バルサンなどの燻煙式の殺虫剤を使おう

煙でやっつけよう

使用する場合は窓をしっかり締めて、密閉空間を作りましょう。
使い終わったら、畳が湿っている場合は換気をして、しっかりと水分をため込ませないようにしてください。
そのまま放置するとカビの原因になります。

業者に頼む駆除方法

業者で駆除

どうしても自分でやると虫を絶滅できない。または虫がでたら気になって安心して眠れないと思うのであれば、プロの害虫駆除業者に任せましょう。

畳の中も心配であれば、畳の張替えも検討して、不織シートや防虫シートを畳の芯とゴザの間に入れてもらえば、ダニの這い上がりの再発防止になり、より安心して使ってもらえると思います。
また畳乾燥機を使って畳の芯材の湿気を強制的に抜く方法も虫が住みにくい環境づくりで予防になるので、それも効果的です。

虫を繁殖させない予防方法

湿度を気を付ける

湿気

虫が発生しやすいのは、部屋の湿度は50~60%以上の場合です。

除湿器や窓を開けての換気で湿度を下げることは繁殖を抑えられます。
しっかり発生場所を乾燥させて、定期的に換気をすることで畳を乾燥させましょう。
畳を年1回は日光消毒するとよいでしょう。古いそば殻枕や乾燥食品からも出てくるので、この様な物は早めに捨てた方がよい。

食べこぼしをそのままにしない

食べこぼし

虫は食べこぼしがあると栄養補給がされてしまい、繁殖するきっかけになってしまいます。
食べこぼしをしてしまった場合はすぐに、キレイにすることが予防につながります。

畳の間に防虫シートや不織布シートを入れる

畳を表替えや新調するときに、間に防虫シートや不織布シートを入れるのも良い。
畳表(ゴザ)と畳床(芯)の間にシートを入れることによって、虫が過ごしづらい環境にすることができます。

農薬や薬剤でも、虫が過ごしづらい環境にはできますが、粉末の場合は畳の隙間から舞い上がり健康に問題がでる可能性。液体の場合は、カビを呼ぶ可能性があるので、予防という面ではシートがいいでしょう。

私の長年体験からのオススメ

私の経験からのオススメは業者に依頼した方がです。
勿論、個人で対策して解決できれば理想だとは思いますが、虫がでて嫌な思いをされた方は結構、精神的に参ってしまってる人の方が多いと感じます。
自分で対処して完全に駆除できたかな?と疑心暗鬼になってしまうと蚊に刺されただけでも、出てきた虫のせいだと思い、より精神が疲れてしまうと思います。
だからこそ、費用はかかってしまいますが、安心できるためにプロの業者にお願いした方がいいと思います。

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