赤ちゃんが生まれる前に準備しておきたい寝室とすごす場所。
ニコニコと過ごせることはもちろん。赤ちゃんが快適に過ごせることを重視したい、あなたに知ってお得な畳の魅力を赤ちゃんにいい理由と一緒に過ごす両親にとっていい理由をご紹介します
フローリングとの比較と親が気にする点なども挙げてご説明します。
なぜ赤ちゃんとって快適な場所なのか
畳は赤ちゃんがだす汗を吸っても、サラサラの状態をキープ
赤ちゃんの平熱は高めで汗を非常に多くかいてしまい、気を付けていないと汗疹やかぶれなどが起きてしまう場合があります。
そんな状態になりやすい赤ちゃんをひっそりと守ってくれるのが畳です。
寝起きでシャツが湿っていても、畳のい草は汗を素早く吸ってから、空気中に放出してくれるため、汗でびちょびちょになりづらい環境にして、赤ちゃんの肌荒れを守ってくれています。
畳は自然のクッション性があるので、安心・安全
赤ちゃんがハイハイからしっかり歩けるようになる期間は転倒や落下など、様々なトラブルが起こる可能性があります。
畳の自然の柔らかさはそんな転倒や落下による衝撃吸収をサポートしてくれます。
自然の柔らかみはハイハイする時にも、体に優しく、赤ちゃんの足腰を鍛えるハイハイをサポートしています。
畳の香りによるリラックス効果で、すこやかな睡眠
畳のいぐさの香りには「バニリン」という成分のアロマにも使われているリラックスできる香りを放っています。
赤ちゃんも香りでリラックスできる環境は、寝る安心感が期待できます。
また赤ちゃんだけでなく、夜泣きなどの睡眠不足になるママさんにも、布団を敷かなくてもゴロっとでき、睡眠をとれることも便利です。
ザラザラとした肌触りは赤ちゃんの楽しいにもなっている
畳のザラザラとした肌触りを求める赤ちゃんもいて、畳をカリカリと指や爪で感触を楽しんでいるという報告もあがっていて、立ち上がれない赤ちゃんは赤ちゃんなりに楽しみを見つけており、畳は立てなくても遊べる(肌触りを楽しめる)という赤ちゃんの娯楽にもなっています
赤ちゃんだけでなく、両親にとっていい理由
抱っこしての寝かしつけで、足が痛いをカバー
寝かしつけで、フローリングの上やフローリングに絨毯を敷いて、往復していると硬い反発で、足にかなり疲れがきます。
畳はクッション性があり、部屋全体に敷くので、歩き回るのも楽。そして膝や足も楽になります。
すぐにごろ寝ができる
夜泣きをする赤ちゃんの場合、ママも赤ちゃんも睡眠不足になりがちな場合、布団をしかないでゴロ寝ができる環境は、体も気持ちも楽になる貴重な休憩と睡眠にできる時間になります。
香りでリラックス
ママもパパも最初は赤ちゃんが心配で、「何か起きたら大変。」「泣いてるからすぐ、あやしてあげなきゃ」と神経が張り詰めています。
そんな時に落ち着く畳の香りで、リラックスできるのも魅力の一つです。
香りは3か月程度ですが、一番大変な生まれてからの3か月の間にリラックス効果をフルに発揮してくれます。
畳がフローリングや絨毯と比べて優れている理由
フローリングと絨毯は汗をあまり吸わない
汗を吸わないということは、赤ちゃんが寝転んでいると、蒸れてしまい肌荒れを起こしてしまう可能性が高くなります。
特に生まれたての赤ちゃんは上手に寝返りが打てないので、同じ場所で固定されてしまうので、蒸れやすい状態にあります。
日本で3人に1人はいる水虫持ちの菌を防げない
畳には水虫菌を抑制する効果がありますが、フローリングと絨毯はありません。
赤ちゃんはすぐ色々なものをなめてしまいます。もしフローリングや絨毯をなめてしまうと思うと、ぞっとする人もいるのではないでしょうか。
フローリングの上に絨毯は結局硬い
赤ちゃんのハイハイが始まった時や、つかみ歩きが始まるときは、どうしても転倒を多くします。その時に床が硬いと口を切ったり、痛くて泣いてしまったりするため、畳の適度な柔らかさはベストです。
よくあるパパ・ママの赤ちゃんに畳って平気なの? Q&A
Q. 赤ちゃんを育てている時、畳に汚れがついちゃうのは平気?
答え:赤ちゃんのおむつ交換やよだれ、はき戻しなどで、畳は汚れてしまうことがありますが、畳は大量でなければ、おしっこやよだれ等のアンモニア系の匂いを吸収して、キレイな空気に変換してするので、おしっこやヨダレはアルコールシートなどでさっと拭き取っていただければ、問題なく使用いただけます。
Q. 毛羽だっているから、畳の上にゴザ敷いた方がいいんじゃない?
答え:毛羽立ちがあってチクチクするのをゴザを上に敷いて代用することは、悪くはありませんが、畳の上にゴザが敷いてあると下に敷いてある畳は呼吸ができなくなり、湿気がたまりやすくなるため、いつの間にかカビているケースが少なくありません。
その上で赤ちゃんを過ごさせないためには、できれば敷かないで、畳替えをするのがベストですが、どうしてもという方は上敷きゴザを定期的に外して、換気させる方がいいでしょう。