畳の交換・張替えの時期の目安を知ろう

畳の張替えや新調が必要な交換がベストな時期は皆さんご存じでしょうか?
ここでは、一般的な表替え、裏返し、新畳の交換の時期種類ごとにベストな交換時期を答えていきます。
一般的なタイミングは部屋の使い方や材料により一概にベストな時期は特定できないので、何年から何年と提案されることが多いのでケースごとに、ご紹介いたします。

一般的な年数での交換の時期

交換時期
表替え新畳・表替え・裏返しをしてから7年~10年
裏返し新畳・表替えをしてから5年~7年
新畳新畳で入れた時期から15年~20年
※上はしっかりした畳表を付けた場合

一般的な畳の交換時期は以下のようになりますが、これは使っている畳の品質に依存しての交換時期になります。いぐさの密集が薄ければ、裏面までの日焼けするタイミングは早くなり、密集していれば年数が伸びます。
畳屋さんが使っている材料の品質で、かなりばらつきが出ることがあります。
品質の良しあしは、前回の注文時のレシートの値段を見れれば、金額が一番、一般の方にはわかりやすいと思います。
しかし、ない場合は畳のい草の目と目の感覚がギッチリ詰まっているかどうかが、見分け方の判断のポイントになります。良いものはイ草とイ草がギッチリ編み込まれているので、一本一本の感覚が細目になります。

表替えについて解説
裏返しについて解説
新畳について解説

交換時期:安く薄い畳表で畳替えをした場合

厚み薄め
交換時期
表替え新畳・表替え・裏返しをしてから7年
裏返し新畳・表替えをしてから3~4年
新畳新畳で入れた時期から15年~20年
※新畳は新規でやってからの年数なので、抜いています

畳表が安くて薄いのを使うとその分、毛羽立ちやすさや、裏返しで緑色がしっかりでるまでの年数が変わってくるので、全体的に短めの年数での交換が理想となってきます。
頻繁に交換して、常に新しい緑の状態にされたい方が使用することおすすめです。

交換時期:いぐさが厚く密集した畳表で畳替えした場合

交換時期
表替え新畳・表替え・裏返しをしてから7年~10年
裏返し新畳・表替えをしてから5年~7年
新畳新畳で入れた時期から15年~20年
※上はしっかりした畳表を付けた場合

品質が良く厚みのあるいぐさが密集している畳は薄いものと比べて、交換時期が伸びます。それは密集していることにより、いぐさが横にずれて擦れることが少なくなるからです。長く使いたい場合は少し高くなりますが、厚めで密集した畳表に交換しましょう
厚みのある畳表をつかうと交換するタイミングが長くなりますので、あんまり家のことを頻度よく畳替えとかは面倒だと思っている方や長くいいものでキレイな和室を使いたい方にオススメです。

交換時期:ダイケン和紙をつかって畳替えをした場合

畳 和紙

交換時期
表替え新畳・表替え・裏返しをしてから10年
裏返し新畳・表替えをしてから5年
新畳新畳で入れた時期から15年~20年

ダイケン和紙表を現在付けている方は、上記の年数になります。
表替えに関しては、人工物ですので、いぐさより耐久力があるので、交換するまでの年数は増えます。
しかし、裏返しの場合は少し特殊で短めになっています。なぜかというと和紙を使った場合はいぐさより柔軟性がないので、年数を多く使うと凸凹が裏面にかなり多く出てしまい、見た目が不格好になってしまうからです。見た目に関しては、日焼けで色が変わることはないので、凸凹を気にしないのであれば、もう少し伸びます。

交換時期:セキスイ美草を使って畳替えをした場合

交換時期
表替え新畳・表替え・裏返しをしてから10年
裏返し新畳・表替えをしてから6年
新畳新畳で入れた時期から15年~20年

セキスイ美草の畳を現在付けている方は、和紙畳と同様に多少多い年数になります。
表替えに関しては、和紙と同様に人工物なので、いぐさより耐久力があるので、交換するまでの年数は増えます。
裏返しの場合は和紙よりはほんの少し長めに使えるようになっています。
セキスイ美草も和紙と同じで、柔軟性がないので、年数を多く使うと凸凹が裏面にかなり多く出てしまいますが、ポリエチレンという硬い素材のおかげか、和紙より凸凹がでづらくなっています。
またカラーが豊富なので、デザイン面もよいです。

交換時期:来客用などで、普段使わない部屋の場合

交換時期
表替え新畳・表替え・裏返しをしてから10年
裏返し新畳・表替えをしてから7年
新畳新畳で入れた時期から20年~25年

いぐさの畳でも、普段使わないような部屋の場合は最大限の年数で使えます。
しかし、そういう部屋は他の原因であるカビ・ダニなどが起きてしまわないように注意が必要です。毛羽立ち・シミ・もそうですが、起きてしまうと残念な結果になってしまいますので、しっかりとお掃除と換気をしてあげてください。

表替えにかかる費用と日数

基本的な表替えの日数は、工事当日に畳が新しくなって収まりますので、畳の部屋が使えなくている場所がなくなったりすることはありませんので、ご安心ください。

費用日数
表替え (中国産と国産を含む)5500円~22000円18畳まで1日

新畳(新調)にかかる費用と日数

新畳にかかる日数は、基本的には1日で、工事当日に完成します。ただし、縁なし畳の場合であったり、大工工事・左官工事が入った場合の時は、2日いただくことがあります。

また畳の芯材により、耐久年数が変わるため、耐久力が良いものを選ぶと値段もそれに応じて、あがります。

費用日数
新畳(中国産と国産を含む)12100円~32450円1日がほとんど、2日頂く場合もあり

裏返しにかかる費用と日数

裏返しにかかる日数も1日で終わります。表替えより手間がかからないため、その日のうちの比較的、早い時間に畳の裏返しが完了して、納品が可能です。

費用日数
裏返し4950円1日で終わります

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