素人でもできる畳の表替え(張替え)できるかの見分け方

畳床

最近はいろんな販売方法の会社が増えてきています。だからこそ、お客様自身が表替えできるかどうかの見分け方を知っていることで、表替えできるのに、新畳を勧められてしまうという事がないように、自分自身で、畳の表替えできるかの見分け方覚えておきましょう。
新畳にすると表替えより大分お値段が高くなるので、ギリギリまで表替えできるならすることが安くなるのでおすすめです。

今回は表替えできるかの5項目のチェックもあるので、それで新畳にする必要があるのかを検討してもらえれえばと思います。

表替えとは

張替えのことです。畳の表面をリフレッシュ改修するためにします。
畳の芯材はそのまま使い、畳のゴザ(イ草)の部分と畳ヘリ(ふち)の部分を新しく張り替えることを指します。

言葉だけでは想像がつかない方のために、畳の構造を見て、新畳や表替えや裏返しを解説で、図入りで解説してますので、想像つかない方はそちらもご覧ください。

表替えできない状態かチェックしてみよう

・畳の芯が腐っている

・畳の芯の裏にシロアリがでてしまった

・年数を使いすぎて、踏んだ時に芯がやわらかくなってしまっている。

・ペットが穴を掘ってしまった

・ふすまの敷居などの高さから、5mm以上、畳が低い。

上のような状態で一つでも該当すると、表替え(張り替え)ができない状態が多いです。
畳はワラ床の場合は、芯材を糸で縛って、圧縮をかけて60mmの厚みにしているため、その糸がなんらかの理由で切れてしまうと、圧縮がかからなくなって、膨れ上がってしまい表替えができなくなります。

また、年数経過でやわらかくなってしまうと、畳表を芯材に縫い付ける時に、寸法が小さくなってしまったり、凸凹を予想以上にひろってしまうため、新畳にした方がよいでしょう。

ご自身で判断できない場合

プロの業者に頼むということになるのですが、工務店やリフォーム業者より畳屋さん直通で、連絡するしてみてもらうことをおすすめします。やわらかくなったら、新畳というのは簡単ですが、畳床の耐久度をギリギリで、表替えができるかどうかの判断は、長い経験が必要です。
私たちも畳を踏んだり、持ち上げてゆすってみて、どれくらいクネクネ曲がるのかなど、感覚的な要素が多いので、なるべく畳屋さんに頼むというのを徹底してもらえればと思います。