畳の表替えとは?注意点も合わせて解説

畳替えの中で、業者に頼む回数が一番多い「表替え」についてわかりやすく解説します。
画像だけでは、なかなか想像つかない人も多いと思うので、今回は動画で確認しながら、見ていただくとより、わかりやすいです。

表替えとは

畳の表替えは畳ヘリ(ふち)・畳表(ゴザ部分)を張り替えることです。
一般的に畳の張替えはこの表替えのことをさします。

畳床はそのままつかい

畳縁を取り替え
畳表を張り替えます


表替えは芯材の畳床はそのまま使うため、畳床(芯材)が弱り始めていると、畳のサイズが小さくなったり、凸凹を拾いやすくなります。
さらに限界までいってしまうと、半分に畳表を引っ張るときに真っ二つに折れてしまうため、しっかりと畳屋に見てもらいましょう。
もし、ご自身で畳床が弱っているか大体で確かめたければ、素人でもできる畳の表替え(張替え)できるかの見分け方をご確認ください。

表替えを頼むときの注意点

良くある問題として、「この畳だと表替えできません」と言われてしまうこともありります。しかし別の店舗での職人ではできると言われる矛盾した事態が起こる可能性もあります。なぜそのようなことが起きるかというと、以下の理由があります。

表替えできるかの目利きが弱い

これは店舗ごとに畳の弱り具合をギリギリまで見極められていない可能性です。
畳の弱り具合は畳屋が畳を踏んだり、持ち上げたり、ゆすってみたりしてみて、表替えができるかどうかをチェックするのですが、その許容範囲は人それぞれになっています。チェックする人が畳屋以外の建築会社やホームセンターの店員の場合など、本当のギリギリというのはなかなか判断つかないことがほとんどです。
判断としては畳製作技能士などの資格を持っているお店をあてにするといいと思います

表替えできるけど、新規の方がいい場合がある。

畳屋のほうで、表替えで畳床がギリギリの耐久力だと、隙間が空きやすい、またはいぐさの密集度が高い、厚みのある畳表を張れなくなる場合があり、そのことを踏まえて、表替えができないという場合もあります。
この場合はギリギリでもやって欲しいか新規にするか選べます。畳屋さんにしっかりした説明をしてもらうといいでしょう。私たち的は、しっかりメンテナンスをして、表替えをオススメする場合が多いです。
どちらにしても、信頼できそうな畳店に直接頼むといいでしょう。

表替えをする時期と症状

交換時期
表替え新畳・表替え・裏返しをしてから7年~10年
毛羽だって来た
シロアリや虫がでてしまった
デコボコしてきた
隙間が空いて隙間風が寒い

料金

ヘリ付き畳(イ草) 表替え(張替え)価格表

麻麻2本芯超こだわり無農薬
極厚極厚普通厚い厚い
30500円23500円15500円12500円11500円
中国(中)中国(下)
厚い普通普通普通薄い
10500円9500円8500円8000円5000円

ヘリ付き畳 柄表(イ草) 表替え(張替え)価格表

市松目積表目積市松
11,500円12,000円13,000円
平成市松 小紋 友禅大目綾 紬七星 白秋 室町
15,500円15,500円15,500円

ヘリ付き畳 和紙・美草タイプ 表替え(張替え)価格表

引目清流
(銀白・黄金色)
清流カラー各種
11,000円11,500円12,500円
彩園綾波清流ちゅら
11,500円13,000円12,500円

ヘリ付き1畳 わんにゃんスマイル畳 表替え 価格表

わんにゃんスマイル畳 各種カラー
13,500円

ヘリなし畳(イ草) 表替え(張替え)価格表

琉球目積
15,900円9,950円

ヘリなし畳 和紙・美草 表替え(張替え)価格表

清流
(銀白・黄金色)
清流
カラー各種
彩園綾波清流
ちゅら
8,900円9,600円8,900円9,950円9,950円

ヘリなし畳 わんにゃんスマイル畳 表替え(張替え)価格表

わんにゃんスマイル畳 各種カラー
9,450円