裏返しは時期、畳の使い方、付けている畳表の厚みが特に重要になってきます。
裏返しをしたのに、畳が黄色く見えてしまったり、錆が畳表についていたり、はたまた、ジュースをこぼした後があり、裏がシミになってしまっていたりしないように、チェックをしていきましょう。
裏返しの時期を超えてしまい黄色くなっていないか?
表替え・新畳として、畳替えをしてから大体5年くらいが色が少しずつ黄色みが出てくる時期になります。5年くらいというのは、畳表が薄い低品質なもの、または厚い良品質なものにより変わってきます。
畳の色焼けはじっくりと緑から黄色に変わっていくため、色合いが新品みたいと思える状態にしたいなら、5年以内。
少し黄色っぽくても良いけど、擦れてない面にしたいとお考えの方は5~7年で、裏返しをするといいです。
これの年数を超えてしまっているものに関しては、表替えをした方がいいでしょう。
畳にサビはでていないか?
以前に畳替えを頼んだ業者がしっかりとサビ止めをしていれば、裏返しをしてもサビは付着しませんが、出てきてしまっている畳は裏返しをしても、サビが表面についているので、畳にサビ跡がずっと残り、黄色くなるにつれて、際立ってきてしまい、キレイにならないので、注意が必要です。
裏返しをする5年の間にジュースなどをこぼしていないか?
畳にジュース・水・栄養剤などを盛大にこぼしてしまい、裏面まで浸透してしまっていると、シミとして残るケースがあります。
5年のうちに水類をこぼしてしまった経験がなければ、キレイな状態で裏返しができます。もしこぼした経験がある場合は、畳を頼んだ時に言ってあげると、見積り時に畳表の厚みを見てもらえて、シミがでづらい厚みをしているかどうかなどの、確認のヒントになるので、いいましょう。
まとめ
完璧なキレイさを求めると、年数、サビ、ジュースなどのこぼした経験などを考慮するとキレイになります。
ただ、「シミがでちゃってても、擦り切れがなくなるならいいわ」という方や「緑色の状態でなくてもいい」という方もおられます。自分の妥協できる点があれば、気にせず裏返ししてもいいでしょう。